「SEは激務」という言葉をよく聞きますが、本当にそうなのでしょうか。
SEって残業が、月あたり100時間超えって本当?
肉体的にもハードな仕事があるの?
忙しいのに給料が低いって本当?
うつ病の人も多いの?
SEが激務かどうか知りたい!という方は、上記のような疑問を少しでも感じていませんか?
結論からお伝えすると、激務かどうかはその人の働き方による、と私自身考えています。
忙しい人にはもっともっと仕事が舞い込んでくるし、上手に方は適度な仕事量が与えられるようになっているからです。
一見不思議に思うかもしれませんが、多くの会社で働くSEが、実際そうなのです。
私はまるまる13年間、現場のシステムエンジニア(フロントエンジニア)として、働いていて、今年14年目になりました。
13年間という年数の中で、激務な年ももちろんありましたし、そうではない年もありました。
この記事では、
SEが激務といわれている理由
一般的に激務な人とそうでない人の違い
激務にしないためにできること
をお届けします。
SEって本来は、顧客の近くにいることができ、提案からかかわったシステムが動くのを一番近くで見れる、お客様に喜んでもらえる、やりがいを多く感じられる魅力的な職業だと思います。
そんなSE、真面目にすればするほど周りに流されて、どんどん激務になります。
せっかくなりたかったSE、流されないよう、ここでは激務にならないためにできることをご紹介させていただきます。
その方にとって合うやり方があると思いますが、少しでもお役立ちできれば幸いです。
Contents
システムエンジニア(SE)が激務なのは本当?疑問解決!
労働時間が長すぎるってホント?
SEは労働時間が長い、と言われています。果たして本当でしょうか?
答えは、人によります。
毎日のように深夜まで残っている人もいますが、
定時でささっと帰る方もたまにいます。
真面目で仕事に精を出している方は労働時間が長い人が多いです。
「残業が当たり前」
「言われたことをきっちり守って深夜まで残って頑張っているSE」
が周りからデキるSEに見られがちです。
真面目な方は、「私も頑張らなきゃ!できるSEに見られなきゃ!」と思って、言われたことを忠実に守って頑張ってしまいます。
その結果真面目に頑張る方は、労働時間が多い方が多いです。
肉体的にハードな仕事があるってホント?
SEは、肉体的にハードな仕事は、ほとんどありません、たまにあります。
というのも、サーバーなどのHWに関わるからです。
PCでカタカタ打つだけではなく、
システムを構築する過程において、
・重たいサーバーを運ぶ
・IT教育するために机と椅子を配置する
・重たいダンボールを運ぶ
という仕事もあります。
女性も肉体労働をすることがあるんですが、まれに腰を痛めてしまうSEもいます。
毎日肉体労働ではないものの、肉体労働を全くしない、というわけではありません。
SEが働く環境は3Kってホント?
SEが働く環境は「3K」と言われることもあるようですが、果たして本当なのでしょうか?
3Kとは「きつい」「きたない」「危険」のことです。
答えは、勤めてる会社によります。
私の会社は汚くも危険でもありません。
しかしながら、顧客先に行くと、サーバールームの換気口に埃の塊がある、コートを床におくと埃がびっしりつく、
ということもありました。
SEという職業の仕事環境が3Kではなく、あくまでも会社そのものの衛生環境が良いか悪いか、だと考えます。
仕事内容・量に対して、給料が見合っていない?
SEの仕事内容・量に対して、給料が低いんじゃない?
もっと高い給料もらうべきじゃない?
という声も聞こえますが、これも人によります。
深夜まで残業をしているともちろんその分の残業代が含まれた給料をもらえます。
仕事に対して給料が見合っていない!という方は下記を考えている人がほとんどです。
・良いパフォーマンスをしているのに上司からの評価が低い、
・自分なりに頑張ったのに、結局は年功序列で給料は変わらない
「仕事が給料に見合わない」という方は、年功序列があっていなく、成果報酬型の企業に転職していく方が多いです。転職によって給料が2〜3倍にもなった、という同僚もいます。
共通して、システムエンジニアが激務だと言われる本当の理由
急なトラブルが発生する
システムエンジニアが激務である本当の理由の1つは「急なトラブルが発生する」ということです。
システムにトラブルが発生するとすぐに直さなければなりません。
1日も待ってくれないお客様もいます。
電話をとったら「システムが壊れた。今すぐきて」と言われることもしょっちゅう。
それまでにしていた仕事をやめて、すぐ顧客先に行かなければならないので、激務と言えますよね・・・。
急なトラブルは案件を抱えている誰しもに起こり得ます。
真面目でできるSEにはどんどん仕事が与えられるから
システムエンジニアが激務である本当の理由の2つ目として「真面目なSEにはどんどん仕事がくる」という性質があります。
真面目でなんでも引き受けて、かつ熱心に仕事をするSEは
上司はもちろん、営業から個別に相談がくることが多いからです。
・話しかけやすい
・断らない
・仕事を最後までちゃんとやってくれる
・がんばりやさん
という、とても真面目で仕事熱心なSEは激務になりやすい傾向にあります。
ちょっと悲しいですよね。。
顧客に振り回される
SEが激務になる理由として、顧客に振り回される、というのがあります。
・設計フェーズに入ったのに、後から要件を追加された
・見積もりは変わらないけど、仕様がどんどん追加になる
・断れない、断ったら「それはヒアリングミスではないか!」と激怒される
・構築した後、実は顧客のミスで要件と違っていたことがわかった(構築会社のせいにされる)
現場ではこういった、受注した後で重大な仕様変更される、断れない、見積もりもあげられないという場面に出くわすことが多いです。
これは本当つらいです・・・。
SEが激務な理由は、顧客の想定していなかった仕様変更等に振り回されることが多い気がします。
営業の都合を押し付けられる
激務な理由として自社営業の都合を押し付けられる、ということもあります。
具体的には「今月計上したいから、今月中にシステム完成して納品してね!」という無茶振りがあります。
顧客も望んでいない納期、SEの仕事からみて現実的ではない納期を、
営業の「自分の売り上げ成績をあげたいから」という身勝手な理由で激務にさせられます。
担当者は「それありえないでしょ」と言いたいんですが、営業とSEの上司同士だと「会社の成績だから・・・」とおかしくも通ることがあります。
よって激務になります。
忙しい部門がある
SEが激務な理由として、「忙しい部門に所属されてしまった」というのがあります。
SEは、顧客によって激務かどうかが決まる、といっても過言ではありません。
特にお金を扱う、金融業界のSEは忙しいです。
ゴールデンウィークも、お盆も、お正月もないことがほとんどです。(代休としての休みはあるかもしれません)
そのため、金融系の部門に所属しているSEは激務になりやすい傾向にあります。
システムエンジニアで激務な人とそうでない人の仕事のやり方の違い
激務な人の特徴
一般的に激務になりやすいSEの特徴をご紹介します。
以下の3つです。
・言われたことを真面目に受け入れる
言われたことを真面目に受け入れる方は激務になりやすいです。
仕事を全て受け取って、全部こなすからです。
もちろん素晴らしいことですし、周りからしてもとてもありがたい存在です。
ですが、本人にとってはどんどん仕事が舞い込んでくるので激務になります。
・時間を制限しない
時間を制限しないのも激務になりやすいです。
残業していると、突然営業や他に残っている人に話しかけられて、仕事が増えるからです。
残業しているSEは、自分のことだけでも忙しいのに「今こういうトラブルが起こって困っているんだけど、解決策しらない?どうしたらいい?」
と話しかけられて、どんどん仕事が増えていきます。
真面目なので、断れない、話を聞いてしまう、という方が多いのもSEの特徴なんですよね。。
・言い訳をしない
言い訳をしないSEも激務につながりやすいです。
逆に言い訳をすると、結構後から嫌味や陰口を叩かれます(笑)
言い訳をしないで、そのまま受け入れてひたむきに頑張るSE
その姿はとても美しいのですが
やはり激務になりやすいのが特徴です。
激務にならない賢い人の特徴
相手を不快にさせない程度に自分の意見を伝える
激務にならないためには、自分の意思をはっきりと伝えることが大事です。
SEは真面目な人が多く、きたことをそのまま受け入れることが多いです。
黙っておくとあれもこれもと上司や営業から仕事がきて、相手の都合が良いように、仕事量がどんどん増えるからです。
きた仕事に対してそのまま受け入れるのではなく、
「この部分は、調べられてますか?」
「私(僕)はこう思うんですけどどうですか?」
など、自分の意見を取り入れながら、相手に疑問を投げかけてみましょう。
そうすると仕事が来るまでの時間稼ぎにつながります。
時間をきっちり決める
SEならば、働く時間をきっちり決めましょう。
だらだら残業して働いていると、仕事量が確実に増えます。
残業=忙しいから、は事実ですが、残業している人を見つけて仕事を持ってくる人が多いのも事実です。
定時帰り=暇ではない!
やることを時間内にやって、成果を出して、プライベートもきっちり楽しむ!それが本来のあるべき姿です。
断るときは代替案を提示する
忙しくて断りたい時、「それはできません」「私(僕)、忙しいので」とバッサリ断ると相手の機嫌を悪くさせます。
「今この仕事の優先度が高いので、後になるけどいいでしょうか」
「1週間以内ならできると思います」
と引き受けるけど後回しにしたり、
「今複数案件を抱えているので、メインは厳しいんですけど、サブの支援ならどうですか?」
「それはできないけど、かわりにこうしたらどうですか?」
など、断りたい時は代替案を出すようにしましょう。
激務にしないためにできること
その仕事、本当にやるべき?断るもしくは時間稼ぎで対応しよう!
激務にしないためには、来た仕事を全部受け入れてはいけません。
今やるべきではない仕事は受け入れずに、断る、もしくは時間稼ぎしましょう!
といっても、真面目なSEは断るのに勇気がいりますよね。
相手を不快にさせてしまわないか、
言われた通りに受け入れた方が精神的に楽
かもしれません。
そんな断るのが苦手なあなたにおすすめなのが「時間稼ぎ」
仕事を振られたら、その場でもっと深い質問を返してみましょう
「もっと詳しく知りたいんですが、こういうこと調べてきてもらえますか?」
「それは、違う分野の方が詳しいかもしれません」
変化球を打つような感じで、返してみましょう。
時間稼ぎにつながりますよ!
働く時間をきっちり決めて厳守しよう
SEは働く仕事時間をきっちり決めて守り通しましょう。
何も意識せずに働くと、労働時間がとんでもないことになります。
定時で帰ると決めたなら、人の目を気にせずに帰る!
やるべきことをちゃんとやってるので大丈夫です。
最初はうしろめたいかもしれませんが、仕事をちゃんとやってるなら、きっちり定時で帰るのはとても良いことだと思います!
目の前の仕事に集中しすぎない!視野を広く持とう
たまには目の前の仕事から一歩離れてみましょう。
目の前の仕事の集中しすぎると、目の前の仕事が全てになってしまい、結果視野も狭くなるからです。
視野が狭いと、自分に対して厳しのはもちろん、相手に対しても厳しくなりがちです。
私は自分の適正年収を診断することによって、市場から見た本当の価値はこれなんだ、もっと自信もっていいんだ、と思えました。診断したおかげで、目の前の仕事にとらわれすぎず、視野も広がっています。
SEは激務なの?情報まとめ
SEは激務なのか?現役14年目SEからみた本音をまとめました。
SEは仕事に一生懸命で真面目で、言われたことをなんでも受け入れる方が激務になりやすいです。
ですが、
・思い切って自分の意見を伝える
・仕事の外に一歩出てみる!
・たまには断るor代替案を言ってみる
・数日続けてきっちり定時に帰る!
自分の行動をちょっとでも変えてみると、少しずつ激務からも離れていきます。
思い切って行動すること、大切ですよ!